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2024年2月13日
窯の発展の歴史 01
窯の発展の歴史 01
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてなしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼やみずなみ焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の食卓をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生したみずなみ焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
陶磁器は粘土を成形して焼成して作るものですが、その焼成に欠かせない装置が窯です。
現在では当たり前に使われているこの窯は、しかし歴史的な観点から見てみると、かなり多様で複雑な発展を遂げてきており、大変興味深いものがあります。
そこで今回は「窯の発展の歴史」と題して、焼物の代表的な装置である窯について、その成り立ちからどのように進化し発展してきたかというところをお伝えしていきたいと思います。
そもそも人類が土を固めて焼き、器を作り始めたころ、製作されていたのは陶器ではなく土器です。
土器のころにはまだ窯というもの自体がなく、器は野焼きで作っていました。
野焼きとは密閉空間ではなく解放空間で火を点けることです。つりま器を地面の上に並べてその周囲で焚火をし、その熱で器を焼いていたのです。
いわゆる縄文土器や弥生土器と呼ばれているものがそれです。
その手法は手軽に焼物が作れる反面、焼成する温度が700度から800度ほどと低く、そのため焼き上がった土器はもろく、すぐにみずがしみこんで漏れてしまうという特徴がありました。
この土器をもっと使いやすく、耐久力の高いものにしようとして考え出されたのが窯なのです。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、みずなみ焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。