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2023年10月9日
美濃焼の歴史 05
美濃焼の歴史 05
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼やみずなみ焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の食卓をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生したみずなみ焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
「美濃焼の四様式」、黄瀬戸と瀬戸黒、志野ときて、最後「織部」です。
織部とは、千利休の弟子であり、安土桃山時代における代表的な茶人のひとりである古田織部から名付けられたものです。
当時、古田織部は美濃焼の技術力の高さに関心を寄せ、自ら指示して焼物を作らせました。
千利休がきっちりと正確なフォルムを好んだのに対し、古田織部は歪みやねじれなどを大胆に取り入れた自由奔放な形の焼物を好みました。
また鉄を含んだ顔料で描かれる文様や絵も独特な味わいがあり、古田織部の名を不動のものにする一躍を担う焼物となりました。
古田織部はこの織部の他にも、黄瀬戸や瀬戸黒、志野の誕生にも関わったとされており、まさに美濃焼を全国的に有名な焼物に押上、全盛期を迎えることに貢献した茶人です。
古田織部は、完璧な佇まいの焼物より、少し質は落ちるかもしれないけれどその分面白味のある焼物を好みました。そしてこれを、「甲乙丙」にたとえて「甲」には及ばずとも「乙」であると表現しました。
こんにち、しゃれたものや気の利いたものを「オツなもの」と表現するのはここからきているのです。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、みずなみ焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。