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2023年10月2日

美濃焼の歴史 04

美濃焼の歴史 04

 

おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼やみずなみ焼はいかがでしょうか。

岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の食卓をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生したみずなみ焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。

みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。

「美濃焼の四様式」、黄瀬戸と瀬戸黒の次は「志野」です。

瀬戸黒はその黒い発色が特徴となりますが、志野は打って変わって、柔らかそうで暖かそうな乳白色が特徴となります。

一説によると、日本人の手で作られた初めての白い焼物と言われています。

志野はその乳白色だけでなく、貫入があるのも大きな特徴です。

貫入とは釉薬の表面にできたひびのことです。

さらに志野は、その表面に無造作に模様が描かれたことも画期的でした。

当時の焼物は無地が主流で、常識だったのですが、志野はそこにあえて模様を刻んだのです。

その斬新さから志野は大流行し、無地志野や絵志野、鼠志野、紅志野、練込志野といったさまざまな種類の志野が作られるようになりました。

また「卯花墻」と呼ばれる志野は、茶碗としては2種類しかない国宝のうちのひとつに指定されています。

ちなみにもう1種類は曜変天目です。

大ブームを巻き起こし、一時代を築いた志野ですが、その後江戸時代に入ると技術が失われ、長いあいだ失伝状態となっていました。

しかし現代、人間国宝である荒川豊蔵氏の手によって再び甦っています。

 

山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、みずなみ焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。

また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?

絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。

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