2022年11月7日

美濃焼の陶器製作なら山喜製陶 03

おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼や瑞浪焼はいかがでしょうか。

岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の嘱託をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生した瑞浪焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。

みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。

では、ここからは少し、美濃焼の基本的な様式のことをいくつか取り上げてみましょう。

まず、「黄瀬戸」です。

黄瀬戸は安土桃山時代に美濃の窯の中でも瀬戸系の陶窯で焼かれた施釉陶器のひとつです。

もともと室町時代後期のころに、山の頂上付近に単室の窯を築いて焼き物を製作するという「大窯'(おおがま)」と呼ばれる手法が誕生していました。大窯では当初、灰釉や鉄釉の焼物が作られていましたが、安土桃山時代に入り灰釉に焼き流れしない釉薬が改良されたものが作られました。その釉薬を使って制作されるようになったのが「黄瀬戸」ということになります。

淡黄色の釉薬が施されることで、どことなく黄色味を帯びた素朴で力強い質感が特徴です。

薄手の器に草花の模様を描き、ランダムにできる緑の斑点(胆礬(たんばん)と言います )や、濃く焦げた跡などの風合いを楽しむ「あやめ手」や、逆にそこそこ厚みがあり、焦げなどの模様や絵付けを施さない「ぐいのみ手」、さらに登釜で大量に作られる「菊皿手」というような手法があります。

山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、水波焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。

また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか？

絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。