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2024年1月29日
陶磁器の基礎知識 04
陶磁器の基礎知識 04
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼やみずなみ焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の食卓をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生したみずなみ焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
陶磁器を作る上で重要な工程に「焼成」があります。
焼成とは成形した陶器や磁器を窯の中で焼くことで硬質化させることを指します。
しかし、ただ窯で焼くと言ってもさまざまな方法があり、その方法によって焼き上がりの質感が異なってきます。
そもそも、陶器と磁器では焼成の温度が違います。
陶器は800℃から1250℃で焼成しますが、磁器はおよそ1200℃から1400℃となります。
陶器のほうが焼成温度が低いのは、陶器の主成分が土であり、あまり高温で焼成すると陶器自体が溶けたり燃えたりしてしまうからです。
また、焼成の仕方にも種類があります。酸化焼成と還元焼成の2つです。
酸化焼成は窯の中に酸素が十分にある状態で完全燃焼させる焼き方です。
対して還元焼成は酸素が少なく不完全燃焼で焼き上げる方法です。
酸化焼成で焼いた焼物は黄色や茶色になり、還元焼成で焼いたものは淡い青色になります。
さらに窯には焼く際に使用する材料によっても違いがあります。
伝統的なものは薪を使って焼く窯ですが、現代ではそれ以外にも電気窯や灯油窯、ガス窯などさまざまな種類があります。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、みずなみ焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。