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2023年12月4日
美濃焼のルーツ 03
美濃焼のルーツ 03
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼やみずなみ焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の食卓をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生したみずなみ焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
焼物の表面に釉薬を塗ることで実用性が高まった焼物は、10世紀の後半になると猿投窯以外の地域でも窯が作られ、より多くの焼物が生産されるようになります。
この時期に瀬戸市にも窯が作られたことが分かっています。
瀬戸市周辺の土からは良質な粘土が採れたのがその理由です。
釉薬を塗った焼物は当時はまだかなり高価なもので、貴族や僧侶といった一部の権力者たちがそのおもな客層でした。
しかしその国産の灰釉陶器も、平安時代の後半に大陸で台頭してきた宗という国から品質が高く耐久性にも優れた陶磁器が大量に輸入され始めて以降には下火になってしまいます。
国産の灰釉陶磁器のおもなスポンサーであった貴族や僧侶たちが宗からの製品に移ったからです。
そこで瀬戸焼も高価な灰釉陶磁器ばかりを作るのではなく、釉薬を使わず安価で日常使いのできる焼物も作るようになります。
つまり、お金持ちを相手にした少量生産品という手法から、庶民向けの製品の生産へとシフトすることになったのです。
このころに生産された釉薬のない陶器のことを「山茶碗」と呼びます。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、みずなみ焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。