ブログ
Blog
ブログ
Blog
2022年11月21日
美濃焼の陶器製作なら山喜製陶 05
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼や瑞浪焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の嘱託をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生した瑞浪焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
美濃焼の伝統的な様式を紹介しています。
前回まで「黄瀬戸」と「瀬戸黒」を取り上げました。
今回は「志野」を見てみましょう。
志野は室町時代の茶人である志野宗信が美濃の陶工に依頼して作らせたのが始まりとされているもので、鉄分の少ない五斗蒔粘土やもぐさ土を素地にして成形した器に、長石を細かく砕いて生成した白釉(これを特に志野釉と呼びます)を厚くかけて焼いて制作されます。
志野の特徴は、白い肌に細かな孔や貫入があるところです。また釉薬の係の薄い口縁部には薄いピンク色が浮かび上がってくるものが多く、これを「緋色の火色」と呼びます。
志野は誕生以降、長い年月とともに多くのバリエーションを生みました。
無地志野、鼠志野、赤志野、紅志野、絵志野、練り上げ志野、志野織部などが有名です。
美濃焼には、今回取り上げた黄瀬戸、瀬戸黒、志野以外にも、天目や染付、赤絵、青磁など、全部で15種類もの様式があり、それぞれに特徴が異なります。
また、瀬戸黒や志野には重要無形文化財に指定されている技法もあり、まさに日本の焼物の総本山とも言えるのです。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、水波焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。