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2022年11月15日
美濃焼の陶器製作なら山喜製陶 04
おしゃれな食器で食卓をもっと華やかにしたい、自慢の料理を美しい食器で彩りたい、上品で質の高い食器で大切なお客様をもてないしたい、など、食器についてのいろいろなご希望や理想をお持ちのかたに、美濃焼や瑞浪焼はいかがでしょうか。
岐阜県瑞浪市にある山喜製陶株式会社では、「毎日の嘱託をより良く、より美味しく」をテーマに、歴史と伝統のある美濃焼や、そこから新しく誕生した瑞浪焼と呼ばれる焼物の食器を取り扱っています。
みなさまこんにちは。山喜製陶広報担当のAです。
美濃焼の伝統的な様式を紹介しています。
前回は「黄瀬戸」を取り上げました。
今回は「瀬戸黒」を見てみましょう。
瀬戸黒は、その名の通り、黒い色をした陶器です。
瀬戸黒は安土桃山時代に作られ始めました。それまで陶器の黒色というのは、赤味の混じった浅めの色が主流でしたが、この瀬戸黒はそうした従来の黒を遥かに凌ぐ漆黒を表現したため、「引き出し黒」と呼ばれて当時の茶人に大いに持てはやされました。
瀬戸黒の黒色は鉄分を多く含んだ鉄釉と呼ばれる釉薬を使用し、1200度ほどの窯で焼成することで生み出されます。
その漆黒の風合いとともに、低い高台や半筒形で裾の部分が角ばったフォルム、そして口縁部に「山道」や「五山」と呼ばれるゆるやかな起伏があるなど、それまでの常識に囚われない自由な発想をした器形も人気の秘密でした。
中でも、器形が極端に歪んだものを「織部黒」と言い、また黒を基本にしつつ一部に白い窓を設けて絵付けがされたものを「黒織部」と呼んで区別しています。
現在でもぐい飲みや茶碗として人気の高い器です。
山喜製陶では、日常的に使用する食器から飲食店などで使用されるお皿やお茶碗、お湯のみといったものから、贈答品にも最適なお鉢や花器といったものまで、あらゆるシーンやニーズにお応えできる美濃焼、水波焼の陶磁器を、幅広いラインナップで取り揃えております。
また、山喜製陶はお客様のアイディアによるデザインや図案による、オリジナルの食器も製作させていただきます。イベント用や販促用の商品の制作として、社名やロゴ、メッセージなども入れることができます。記念の贈答品として、あるいはお祝いの贈り物として、世界にひとつの陶器を作りませんか?
絵付けから加工、製作ロット数や納期、ご予算など、お客様と綿密な打ち合わせの上、ご希望に沿うようなご提案をさせていただきますので、是非一度、山喜製陶までお気軽にご相談ください。